基本理念
「このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。」 コリントへの手紙 13章13節
共に生きる
「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが死ねば多くの実を結ぶ」 ヨハネによる福音書 12章24節
法人運営福祉施設
児童養護施設で生活する子どもたちは、乳児(おおむね2歳)から18歳の高校卒業までが一般的です。何らかの事情で親と一緒に暮らすことのできなくなった子どもたち、環境上適切な養護を必要とする子どもたちが毎日の生活を家庭にかわり送るところです。 児童心理治療施設は、心に課題を有する児童やその家族のためにを、一定期間、入所させ、又は保護者の下から通わせて、こども達・家族の課題についての治療を行い、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とするところです。 児童養護施設 広安愛児園は、一つの施設の敷地内に一軒家が分散しており、それぞれに必要な設備が設けられており、それぞれに6~12人くらいの男女混合・年齢も縦割りの児童と職員が生活しています。それは小舎制と呼ばれています。それに対して、児童養護施設 聖母愛児園は、同じ小舎制の形態でも集合住宅型(マンション型)で生活しています。 家庭的(母性的)養護を柱に、子育てを担っています。
広安愛児園全景
こどもL.E.C.センター
聖母愛児園
森の都、熊本市の東部に益城台地がある。当法人は、その頂きにあり、熊本城天守閣の高さとほぼ同じだと言われています。 60,000m2(18,000坪)の敷地に広がる緑の芝生や、樹齢を重ねた大樹、緑と風と陽光に囲まれた赤い屋根の家は、北欧の村落を思い起こさせます。
昭和22年6月、アメリカルーテル教会宣教師で慈愛園園長であったモード・パウラス先生は、戦後の浮浪する子ども達を救済するために第2の慈愛園建設を意図して、当地、旧陸軍演習場用地26,000坪の払い下げを受けました。 アメリカリッチモンド市に本部をおくChristian Children’s Fund Inc.(C.C.F)より資金の援助をうけ、開墾と子どもの家建築に着手しました。
昭和23年 4月 子どものホーム第1棟を竣工。開園式を行う。
昭和24年 8月 養護施設「慈愛村」認可(熊本県知事)
昭和28年12月 「社会福祉法人基督教児童福祉会広安愛児園」認可(厚生大臣)